ご要望のスタッフを担当にすることは基本的に出来ません その理由
■整体施術カンファレンス
「院長の施術を受けたい」「女性スタッフの施術を受けたい」様々なご要望がありますが、当院は下記の方針で施術しています。
ご要望のスタッフを担当にすることは基本的に出来ません。
■理由について
当院での整体施術カンファレンスの目的をざっくりというと、チームでの健康指導を実践しクライアントの施術の質を向上させることです。医療や看護、介護現場ではカンファレンスが定期的におこなわれています。
「なぜ、カンファレンスを定期的におこなうのか」「カンファレンスの目的や必要性は何か」と気になっている方も多いでしょう。カンファレンスは医療や介護だけでなく、一般的なビジネスでも使われる用語です。当院もクライアントへの施術に関してカンファレンスが定期的におこなわれています。この記事では医療や介護でのカンファレンスの概要や目的、必要性などを紹介します。
■医療のカンファレンスの目的や意義
ここでは、医療カンファレンスを実施する目的や意義を紹介します。新米医師や看護師、介護士、整体師にとって、ときに頻繁におこなわれるカンファレンスは面倒だと感じることも多いようです。また患者やクライアントは「自分の好みのスタッフ」「いつも同じスタッフ」を求めがちです。しかし、カンファレンスの目的や内容を知ることで納得して理解ができると思います。
■質の高い医療・施術やケア
複数でカンファレンスをすることにより、当然普段よりも多くの視点からクライアントを観ることになります。
これにより、ケアの質は格段に向上します。中には男性スタッフに対しては、自分の思いを上手く表現できないクライアントもいらっしゃいます。(女性特有の症状など)複数のスタッフの目を取り入れることで隠れた問題(本当は隠れてはいないのかもしれませんが)を発見することが可能となります。
また、スタッフはそれぞれ得意な分野が違います。
カンファレンスで各スタッフの専門性を上手に活かせれば今まで解決できなかった課題にも解決への道筋が見えてくることがあります。カンファレンスによって、医療や介護従事者は、質の高い医療や安全な医療サービス、ケアを患者に提供できます。医療や介護は、医療従事者、介護従事者を中心に患者を支える多種多様なスタッフが関わっています。
スタッフ同士で適切に情報や認識共有や意見交換し、目的を共有できるのがカンファレンスの大きなメリットです。患者や利用者の状態は日々変化しますが、定期的な情報共有の場があれば、常に患者の最新の状態が共有でき、臨機応変な対応もスムーズにおこなえます。
当院でもカンファレンスによって施術、健康指導などを行っております。これは当院で施術を受ける前には必ずサインして頂いている用紙です。
この書類にも記載してあります。
■スタッフ育成にも
カンファレンスはスタッフの育成にも効果的です。新しく入ったスタッフは、専門的な知識は今までの経験や勉強で学んでいますが、
スタッフ同士のコミュニケーションはまだまだの場合が多いです。カンファレンスを定期的におこなえば、スタッフ同士も打ち解けやすくなるでしょう。
また、病院や介護施設、整体院、独自の現場の安全ルールなどを学んでいけます。
新米スタッフも、わからないことや疑問に思っていることをベテランスタッフに質問できる場なので、勉強になるでしょう。