自律神経失調症の症例(2)

 

自律神経失調症の症例(1)不眠・息苦しい・極度の不安感

①来院までの経緯 (伊勢市内 33歳 女性 会社員)

乳がん全摘手術の後から夜眠れなくなり、退院後、ストレスが増えて
息苦しさ、胸がざわつくような、死ぬのではないかと極度の不安感が襲ってくるようになった。

初めて経験する症状だったためどうすればよいかわからなかった。
不安感で怖くなり、初めて心療内科に行ったが改善されずに迷って悩んでいたところ

友人の家族が同じような症状で整体に行って改善されたという話をきいた。

とにかく胸が息苦しいのを何とかしたいと思い治療を受けたいと思った。

②施術経過

 

初回の来院で問診をしていても呼吸が浅くて活力がない。

施術してみると背骨に弾力がなくて左右の骨盤に異常がありました。

そして体全体がとても冷えているのですが、本人の自覚が伴わないことも判明。

腰椎4番 呼吸を調整の急所(呼吸活点)、胸椎8番、左右の骨盤、冷えの急所を調整。

自宅でできる操体法、足湯、眼の温湿布などを指導して、とにかく冷えに対処しました。

1回目から息苦しさがかなり楽になったと喜んでいただきました。

4回目くらいの施術では「冷えるという感覚」がよみがえったような報告あり。

不安感なども徐々に改善されている。

また7回目、整体した後の「好転反応」が出てきて風邪で高熱を出して2日間で経過。

その後は、不安感も感じなくなっていった。自然な眠気が出てくるようになり

心療内科の薬も減らしていきながら、かなり回復しました。

③考察

やはり冷えるというのは体の不調の原因で、とくに自律神経を乱すと改めて気づかされた。

また本人の自覚がない、感覚に対する鈍感さがあると体は治ろうとする力を失う。

感覚を取り戻す過程としても足湯、眼の温湿布などの指導は欠かせない。

体が「気持ち良い」という感覚を感じていく操体法などを指導することは、とても必要だと思う。

今回のクライアントも頭で考えることが多いタイプ(上下型)だった。

④通院期間 3ヶ月 施術回数 18回

 

自律神経失調症の症例(2)不眠、動悸、頭痛、吐き気、胸・背中の痛み

①来院までの経緯 (伊勢市内 50歳 男性 会社員)

夜中に何度も目が覚めてしまい、朝は吐き気、動悸、頭がピリピリと痛む症状に悩まされていました。

日中も眠気、背中の痛み、胸の痛む事が多くなり、病院で検査しても異状なし、何が原因なのかわからなく不安で辛い毎日でした。

心療内科に通院し治療をしていましたが、薬を飲んだら飲んだで元気が出ない。

仕事中も眠気に襲われてミスが多くなり、職場での人間関係にも問題が続出したところこれは本気で改善したいと決意して、薬に頼らない治療はないかと探していました。

ネット検索から当院を探しレビューが良かったので通院を決めました。

②施術経過

初回の来院で問診をしていても活力なし。声も小さく呼吸も浅い。猫背で肩が巻いている。

施術してみると背骨に弾力がなくて左右の骨盤に異常がありました。

そして体がとても冷えているのですが、本人の自覚は、あまりなし。

腰椎4番 呼吸を調整の急所(呼吸活点)、胸椎8番、左右の骨盤、冷えの急所を調整。

自宅でできる操体法、足湯、眼の温湿布などを指導して、とにかく冷えに対処しました。

1回目から動悸、吐き気がかなり楽になったと喜んでいただきました。

4回目くらいの施術では、体の痛みなどは、ほぼ改善。

また8回目、整体した後の「好転反応」が出てきて風邪で高熱を出して3日間で経過。

大量の汗、下痢があったと報告ありました。

その後は、自然な眠気が出てくるようになり、不眠症も改善したと喜んでくれました。

心療内科の薬も主治医と相談して、減らしていきながら、かなり回復しました。

③考察

過食傾向があり、栄養状態が非常に悪く、体調不良の原因の一つと思われましたので、

施術を受けていただきながら、食事の改善指導をして頂きました。

まずは量を減らすことを指導しました。

食事の改善は即効性はありませんが、継続すれば次第に効果が出てきます。

4種傾向で胃腸が弱く、食事の改善もなかなか思うようには出来なかったようですが、右骨盤を調整しながら

ご本人にも地道に継続していただいた所、2ヶ月ほどで不眠や色々な症状が徐々に改善してきたそうです。

④通院期間 3ヶ月 施術回数 17回

 

 

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