こんにちは。玄龍です。
平成29年9月から開催スタートした伊勢こども&オジーオバ―食堂。
早いもので今回で12回目になります。当初は立ち上げたのはいいけれど・・・
(ボランティアのたけちゃんと近くの五十鈴川小学校の生徒へチラシを渡して参加呼びかけ)
参加する人が0人で大量のカレーと疲労で愕然とした日もありました(30名分のカレーはつくるので)
でも皆さんのおかげさまで継続してこれたことを感謝しています。
本当に支援物資が届いたときの嬉しいこと^^
またそれをこども達や高齢者の参加者に伝えると、これがまたまた嬉しい笑顔。
そういう感動や物語があるから継続していける力が与えられています。
さて2月28日(水曜日)は恒例の伊勢こども&オジーオバ―食堂の開催日です!!
新しく参加してくれる親子も大募集中なのでお気軽に直接来てください。
伊勢こども&オジーオバ―食堂
平成30年2月28日(水曜日)毎月第二、四水曜日に開催しています。
場所 三重県伊勢市宇治浦田3-1-18 ゲストハウス愚狂庵内
時間 16時~20時
参加資格 誰でも参加できます
料金 無料
過去のメニュー カレー・シチュー・沖縄そば・焼き芋・サラダ・豚汁など
読者の皆さんはこども食堂ってどんなイメージをもっていますか??
今日はこども食堂を取材している東洋経済オンラインさんの記事を引用させてシェアします。
想像と違った!「こども食堂」の本当の意義
「子どもの貧困」対策になるか
治部 れんげ : ジャーナリスト
「こども食堂」とは、どのようなものなのか
先進国の中では突出して、相対的な貧困状態にある子どもが多い日本。
特に大人が一人の世帯では相対的貧困率が50.8%に達している。
平成26年度版「子ども・若者白書」によれば、「子どもの相対的貧困率はOECD加盟国34カ国中10番目に高く、OECD平均を上回っている。子どもがいる現役世帯のうち大人が1人の世帯の相対的貧困率はOECD加盟国中最も高い」。(注:相対的貧困の算出方法については、厚生労働省の解説を参照。)
社会運動のトレンドになりつつある「こども食堂」
こうした中、子どもの貧困対策として注目を集めているのが「こども食堂」だ。
食材は寄付、調理は地域のボランティアが手掛けることが多く、無料または数百円で食事を提供する。
昨年からテレビ、新聞等の報道も増えている。都内を中心に、こども食堂を手掛ける団体が集まる「こども食堂ネットワーク」には、17の食堂が登録されており、食材、寄付金、ボランティアの情報が集まる。
経済的な理由から、家で満足な食事を取れない子どもに暖かい食事を提供する――。
趣旨に賛同した地域のボランティアや子育て支援などに携わる大人が運営に参加し、こども食堂は社会運動のトレンドになりつつある。
ただし、実際にこども食堂を運営する人、現場を見た人はイメージとのギャップを指摘する。
「貧困家庭の子どもがどのくらい、来ているか分からない」「困っている親子というより、安く健康的な食事ができるから来ている普通の親子が多い」……。
こども食堂」の存在を知るには情報収集力がいる。足を運ぶには行動力や交通費を捻出する経済力も必要だ。それができる人はおそらく、貧困のどん底にはいないだろう。
では、こども食堂は貧困対策には役立たないのか。どうしたら、よりニーズの高い人に来てもらえるのか。岩手県盛岡市でひとり親支援を手掛けるNPOインクルいわてが企画・実施する「こども食堂」からヒントを探る。
しゃれたカフェのような趣
3月27日(日曜日)の午後5時30分すぎ。JR盛岡駅から車で10分ほどの市街地にある「フキデチョウ文庫」には、すでに10名近い子ども達と同数の大人が集まっていた。
アーケードが続く商店街を出て大通りを渡り少し歩く。有名蕎麦店の数軒先にある白い建物は、しゃれたカフェのような趣だ。入り口には介護車両が止まっている。
フキデチョウ文庫は私設図書館と通所介護施設を兼ねている。1階には書籍や漫画の棚や宿題ができる大きなテーブル、2階は広いリビングダイニングとキッチン。
内装は木で出来ていて落ち着く。2階は平日の午前9時から午後3時まで、通所介護に使われている。夜間や休日にこのスペースを活用して、今年1月から月2回のペースで「こども食堂」が始まった。
この日のメニュー
この日のメニューは焼肉丼。レタスや焼いたピーマン、ネギが添えられ、白菜が入った野菜の味噌汁、にんじんとじゃがいものきんぴらが付く。テーブルには大皿に盛られたりんごやみかん。栄養のバランスがよい。
午後6時頃から、1人ずつ盛りつけられたお盆を持ってテーブルにつき、順に食べ始める。母親の隣に座る子。なついている大学生のお兄さんのために、自分の近くの席を確保しておく子などさまざまだ。
調理に携わるのは、NPOインクルいわてのスタッフ3名とボランティア。
この日は、合計10名ほどが立ち働いていた。配膳が一段落した6時半頃から調理スタッフとボランティアも参加者に混じって食べる。筆者もひとつのテーブルで一緒にいただいた。
顔見知り同士や初対面の人たちが世間話をしながら食事が進む。向かいの席にいた小学生がよく野菜を食べるので「えらいね」と声をかけると、母親が「ここではしっかり食べようねって、来る途中、話してきたんです」と答える。学校とは違う友達と遊べる場を子どもも楽しみにしている、という。毎回20~30人が参加するそうだ。
一緒に食事をした人たちは、子どもの食事マナーをきちんとしつけている印象を受けた。「困窮している様子の人はいないように感じたのですが……」。
翌日のインタビューで「こども食堂」を運営するNPOインクルいわて理事長の山屋理恵さんに感想を伝えると、こんな言葉が返ってきた。
NPOインクルいわて理事長の山屋理恵さん
「そうですか。一緒に食事をしながら話しているうちに、お金のことや病気のことが心配という話が、昨日の参加者からも出てきましたよ」。昨日の参加者のほとんどの方々がなんらかの福祉の支援をうけていたり、課題を抱えていたりしていたり、つらい体験をしていたそうだ。筆者は全く気づかなかった。
「見た目には分からないと思います、また、見えないようにしています。様々な課題を見える化し、地域と共有し、支えあい、生きにくさを取り除ける場所。こども食堂というかたちで、誰でも来ていい、悩みを話せる、暖かい場所を作りたかったんです」と言う。
ある親子の場合、子どもがチラシを見て「お母さん、これ行ったほうがいいよ」と勧めたそうだ。親しみやすいデザインのチラシを作ったのは、調理師免許を持つインクルのスタッフ、大久保千紗さん。介護の仕事や電話相談員の経験を通じて、色々な人が覚える「生きづらさ」を見聞きしてきた。
「個で生きている人」が、つながるきっかけに
スタッフの大久保千紗さん
「社会との接点が少ないまま、個で生きている人が多い。困っていても、人に頼らず生きようとする人が多いし、支援を求めても自己責任と言われがちな風潮を知っているから、傷つかないようにすると支援を求められない。
横のつながりという言葉はよく聞きますが、どうしたらいいか分からない人が多いのが実情です。
でも、ここで一緒に御飯を食べることで、つながることができます。大事なのは支援の敷居をいかに下げるか。子どもの問題は親の問題であり、地域の問題。続けることに意味があると思います」。
出典 東洋経済新聞社 2016年06月04日 治部 れんげ : ジャーナリスト
いかがだったでしょうか??
私は今回紹介したようなスタンスに共感するのでシェアさせて頂きました。
確かに家庭の貧困や様々な問題はあるのですが・・・
それを強調しすぎるのも私は違和感があったりします。
そして私は小さなヨガ教室などもしていますがスタッフの大久保千紗さんが言っているように
「つながり」を再確認することがヨガの本来の大きな目的だと思います。
本当は離れていない関係性を「つながっていた」という気づきを少しでも私から与えて私もこども達に与えて欲しいと思います。
伊勢こども&オジーオバ―の特色と可能性
1ゲストハウスなので外国人観光客が宿泊する。ネイティブの英語会話が体験できる。
(参加するこども達は英会話教室に通っている子もいます)
2たけちゃんはアメリカ滞在(幼少時代)だったので語学力が凄い。無料で英会話が学べる。
3ボランティアの中ちゃんは人力車夫なので無料で人力車に乗ることができる。
4私はギターが弾けるのでギターなどを教えることもできる
5中ちゃんとたけちゃんは大学卒業しているので宿題も一緒にできる
6ヨガなど、こども達と楽しみながらできる
今後の展望
参加者を今より増やして新しい参加する人を集めたい
自然のキャンプ的な要素を取り入れて皆でワイワイ遊びたい
ドラム缶風呂を改良して五右衛門風呂をこども達に体験させたい(本当は私が一番やりたい)
(ドラム缶は購入しました笑)
活動支援のお願い
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口座名義フードバンクイセ
フードバンクISE 代表 新垣玄龍