怒り/恐怖/ストレスの対処法 マインドフルネスの効果が素晴らしい

まず自分のフラストレーションを意識/観察すること

今度フラストレーションを感じたら、「あ、今フラストレーションを感じている」と気づいてください。

自分が何かに不満を抱いていて体の中にフラストレーションを感じていることを意識するのです。

呼吸、胸や肩の緊張、体の中の感覚に注意を払ってください。

気力があるなら、ほんの数秒でいいのでその感覚を意識し続けましょう。

普通はこの感覚に注意を払うととても辛くなるのでその状況を何とかしようとするため、行動の仕方が変わったり気が散ったりします。でもなるべくその感覚を意識し続けてください。

次に、この瞬間「もしこうだったら良かったのに」と思うことは何か考えてみましょう。

フラストレーションを感じるこの瞬間には何が欠けているのでしょうか。

フラストレーションはあって欲しいのに無いものから発生しています。

これはどういう意味でしょうか??

あなたには今この瞬間にあって欲しいのに無いものがあり、その欠乏感がフラストレーションになっているのです。

いくつかの例を見てみましょう。

  • 子供が私の望み通りに振る舞ってくれません。私に欠けているのは子供の「理想的な」振る舞いです(私にとっての理想であって、子供にとっての理想ではありません。
  • PCがたびたび故障するので、フラストレーションを感じています。私に欠けているのは、理想的に稼働してくれるPCです。
  • オンラインで会話する人たちにイラつきます。私に欠けているのは、自分に同意してくれたり私の望み通りに振る舞ってくれる人たちです。
  • 交通渋滞にはまりストレスを感じます。私に欠けているのはストレスとは無縁にスイスイ運転して帰宅することです。
  • 妻が私を批判しました。今の私に欠けているのは、「あなたって素晴らしい夫ねえ」と思ってくれたりほめてくれる人です。

ここに取り上げたのは単なる例にすぎませんが、どの場合も欲しいと思っているのに欠けているものがあります。

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たいていの場合、それは「理想」です。

まずは、自分がフラストレーションを感じていることを意識して、その感覚を体感しましょう。

次に、何が欠けているせいでフラストレーションを感じているのかに気づいてください。

自分のストーリーを意識する

あって欲しいものが欠けていてフラストレーション、イラつき、怒りを感じると、しばらくの間、

「彼がこんなふうに振る舞うと本当にイライラする」とか「彼女ってどうしてもっと~できないのだろう」というふうに、頭の中からストーリーがスピンアウトすることがよくあります。

私たちはこのストーリーに囚われ、固執したり執着したりしてしまいます。

物事がこんなふうでなければ良いのに、他人がこんなふうに振る舞わなければいいのに、私が正しいことをみんなが気づけたらいいのに、と思ってしまいます。

囚われるのはいとも簡単ですが、自分が囚われていることに気づくのはそれほど簡単ではありません。

でも、それに気づけたら、自分で自分にこの状況のストーリーを語っていることに気づいてください。

それは、どのように物事が違っていて欲しいか、どのように物事が自分の望むように運んでいないかを語るストーリーなのです。

腰を下ろしてこのストーリーに囚われている自分を見つめてください。そこから生じる感情をじっくりと意識してください。

そうしているうちに、そのストーリーはあまり実体のあるものではないと気がつきますか?

それほど現実的なものではありません。あなたが囚われているのはむしろ夢に近いのです。

このストーリーの夢に似た性質に気づくと、世界がぱっと明るくなりませんか。

私も本当に昔は強迫神経症気味にいろいろな問題にストレスを感じていましたが‥‥

マインドフルネスで自分のストーリーに気づく練習をするうちに自然とストレスを感じなくなりました。

既にここにあるものを意識する

手に入れていないものを意識してフラストレーションを感じているとしたら、その逆をすれば救われるかもしれません。

フラストレーションに対抗するには今この瞬間に既にあるものを大切にして感謝することです。

フラストレーションが生じるときは、これが本当とは思えないかもしれません。なぜならば、私たちは自分の思い通りに物事が運んで欲しいと思っているからです。他人にはこうあるべきとこちらが思うように振る舞って欲しいですし、人生は望み通りに運んで欲しいと思っているだけなのです。

残念ながら、たいていの場合、そうは問屋が卸しません。

こちら側に権力があったりすると他人に自分のやり方を押し付けることもできますが、

それでは人間関係が悪くなりますし、結局のところ誰も幸せになりません。

私が発見した解決策は今この瞬間に感謝できることに意識を集中させることです。これに関していくつか例を見ていきましょう。

  • 私は子供の振る舞いにフラストレーションを感じています。そんなときは、深呼吸して今この瞬間を大切に感謝します。この子は本当は素晴らしい子であり、常に完璧に振る舞うわけではないかもしれませんが(誰が常に完璧に振る舞えるでしょうか?)、この世に生きています。そして私の人生にいてくれます。そして私はこの子を深く愛しています。
  • 私のPCは故障してばかりです。そんなときは、深呼吸して、こんなふうに考えてみます。私は少なくともPCを所有できている。必要なことは全て満たされていて、自分を愛してくれる人たちがいてくれる。PCから離れて休憩してストレッチしたり、身の回りの素敵なことに気づいたりできる。
  • オンラインでイラつくことを言う人がいます。そんなときは深呼吸して、こんなふうに考えてみます。オンラインで素晴らしいものを読めているじゃないか。私はこの世に生きている。世の中にはいろんな人がいてそのごちゃごちゃも面白いじゃないか。そこにこそ愛すべき人間味があると思う。
  • 交通渋滞にはまっていまいました。そんなときは深呼吸して、こんなふうに考えてみます。車中で美しい音楽が聴ける。仕事と家庭の間を移行する時間が持てる。こんなときこそ人生についてじっくり考えてみよう。帰る家があるのはありがたい。美しい景色の中を運転していて気分が良い。
  • 妻に批判されました。そんなときは深呼吸して、こんなふうに考えてみます。彼女は素晴らしい妻であり、私とは物事のやり方が違う人なのだ。彼女が私の人生にいてくれて幸せだ。それに、彼女もフラストレーションを感じているかもしれないから、ハグしてあげた方がいいかもしれない。

これは「ポジティブなことだけ考えろ」という意味ではありません。

その逆で、自分のネガティブな考えに気づき、それをじっくり意識することが大切なのです。誰もフラストレーションを回避することはできませんが、それをマインドフルな状態で扱うことはできます。

そしてこのマインドフルな発想の転換が役に立ってくれるのです。

不正の渦中でフラストレーションを感じたら

ここで特筆すべきこととしては、虐待や不正を「良し」として受け入れろという意味では全くありません。

今日の世界では信じられないぐらいフラストレーションになることがあり、身の回りには暴力、抗議、怒り、対立が氾濫しています。

私が提案している意識的転換はそうしたことの解決にはなりません。

自分の分をわきまえて幸せになるべきだとか、世の中をありのままに受け入れて変化を望んではいけないと言っているわけではありません。

それどころか、もし虐待や不正があるなら、そうした悲劇は思いやりをもって正すようにすべきです。

しかしそんなときでも、フラストレーションへの対処を学ぶと状況を改善する助けになります

自分が抱えているフラストレーションに対処できないと、次第に怒りや暴力が行動に表れてくるので良くありません。

こんな方法もあります。

まず不正を認識して、自分のフラストレーションをマインドフルな状態で扱い、人生の今この瞬間を大切にすれば、

フラストレーションは静まります。それから、他とみんなと協力して思いやりをもって不正を正しましょう。

恐れや怒りでなく愛情を行動の原動力として人と接してください。虐待には断固として立ち上がりましょう。

でもそれは怒りに任せて石を投げつけるということではありません。

私には解決の答えは見つかっていませんが、悲しみ、恐れ、傷つき、無力感、貧困、にくれている人たちや、

うんざりしたりフラストレーションや怒りに苛まれている人たちに思いを馳せています。

このような悲しみの渦中にあっても、私たちが天から授けられた命というギフトを大切にして感謝して、

欠点だらけであっても人類という同胞に対する愛を見出していけることが私の唯一の望みです。

そしてそれがマインドフルネスの基礎となったブッダの大願でもあります。

ストレスが自分自身の心身を悪くすることも科学的に明らかになっています。

マインドフルネスはストレスを低減する優れた方法なのです。詳細を知りたい方は下記動画をご覧ください。

〔NHKスペシャル〕キラーストレス 第2回 ストレスから脳を守れ

最新科学で迫るストレス対処法~ ストレスから心と体をどう守るか コーピングとマインドフルネス.

NHKスペシャル 2016年6月19日 160619 内容:キラーストレス 第2回 ストレスから脳を守れ

最新科学で迫る対処法 出演:林修、小島瑠璃子、澤穂希、..

NHKスペシャル シリーズ キラーストレス 第2回 私たちの命を奪う可能性のあるキラーストレスとは??

「医者も認めた」おっぱいがデカくなる話題の最終手段「育ちすぎ注意」

 

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