朝のマインドフルネス 7月から開催予定!!(オンライン可能)

朝のマインドフルネス(オンラインで可能です)7月から開催予定!!

※日本語と英語の同時通訳で行います

週1回(月曜日)出勤前に60分マインドフルネスを実践しましょう。

日時 毎週月曜日 6:00~7:00 初開催 7月1日~

在宅で参加可能

マインドフルな1週間を過ごしたい方々へ

【対象】

日本全国、世界

※zoomで参加して頂けます。

 

こんな方におすすめです。

 

・マインドフルネスの基礎を学びたい。

・怒りや悲しみの感情がコントロールできない。

・セルフ・コンパッション(自分への思いやり)を育てたい。

・会社や家庭でのコミュニケーションがうまくいかない。

・共感疲労を減らしたい。

・マインドフルネスの指導者になりたい

 

マインドフルネスは、今この一瞬一瞬に注意を向け、より客観的に、ありのままの現実を見つめる心のあり方です。

マインドフルネスの実践により、セルフコンパッションや集中力が向上し、今一番大切な事に力を注げるようになります。

パフォーマンスやモチベーションが向上し、自分を含め他者への共感や思いやりの力が養われます。

 

 

~~~~インストラクター玄龍から一言~~~~

 

「マインドフルネスを一人で継続することが難しいというメッセージを頂きます。

そんな方々に朗報です。

「朝のマインドフルネス」は、「マインドフルネスを毎日の習慣に」を目標に、

誰でも気軽にマインドフルネスを実践できる場です。

週に1度、朝いつもより早く起きて、仲間とマインドフルな時間を共有しませんか?

あなたの人生はマインドフルネス実践で今よりも豊かに美しくなるはずです。」

また日本語、英語のバイリンガルで開催するので英会話も上達するかも。。

【予定している内容】

 

・マインドフルネス講義(毎回エクササイズの前に10分ほど)

・マインドフルネス瞑想

・レーズンエクササイズ

・歩く瞑想

・ボディスキャン

・マインドフル・トーキング

・マインドフル/ヨガ

・体験シェアリング

【参加費用】

お一人様 1回      1,000円

毎週参加希望の方は割引になります

一括でお振込みください  3,000円

お子様は無料で参加して頂けます。

※朝のマインドフルネスの収益金は伊勢こども&オジーオバー食堂に

全額寄付されます

【定員】

 10名

 

【申し込み方法】

 

1 ゆうちょ銀行へ振込

2 玄龍のLINE@へ友だち登録

3 LINE@へ「朝のマインドフルネス参加希望」とメッセージ

※zoomの参加URLをお送りします

4 翌週の月曜日6:00に参加

※zoomをダウンロードしておいてください
URLをクリックしたら簡単に参加できます

(ゆうちょ銀行から振込して頂ける方)

記号番号 12280

番号   33068641

口座名義 フードバンクイセ

(他銀行から振込して頂ける方)

店名 (ニニハチ)

店番228

預金種目(普通預金)

口座番号3306864

口座名義フードバンクイセ

 

 

インストラクター紹介

Genryu arakaki/新垣玄龍

 

沖縄県出身

元極道の求道者 2013年に極道から堅気になり出家得度。

極道当時に三畳半の厳正独居に二年間入れられ、その期間に瞑想を探究する。

覚醒的体験を経験。

その後に覚醒的体験を探究するべく国内仏教、ミャンマーなどで瞑想修行する。

帰国後、伊勢神宮内宮近くに庵をかまえ

托鉢修行しながら

ゲストハウス愚狂庵、伊勢こども&オジーオバー食堂、マインドフルネスヨガ教室などを設立。

現在はマインドフルネス実践、理論を指導しながら自らも実践している。

経歴 沖縄県出身 元武闘派組織組長 真言宗寺院出家得度 パオ森林僧院で出家得度 初禅終了(還俗)

ボディワークやセラピーなどを学び数々の瞑想法を探究。

東京認知行動療法アカデミー第50回ワーク 受講終了

マインドフルネス認知療法(MBCT)

マインドフルネス ストレス低減法(MBCT)

家族のためのマインドフルネス

マインドフルネス・ヨガ

 

アシスタント紹介

Takeshi Miyai/宮井威

神奈川県出身

2017年4月に新垣玄龍と出会い、その後弟子になる

それまでは悟りを目指しながら南米、アメリカ、アジア、
ヨーロッパなどを放浪。

途中、ニューヨークの大菩薩禅堂および岐阜県の正眼寺で禅修行。

放浪生活を終わらすために伊勢に行き新垣玄龍と出会い、
愚狂庵で生活。

現在は、ゲストハウス愚狂庵のオーナー

マインドフルネスの理論を学びながら、日々実践している。

幼少の頃アメリカで暮らしていたこともあり英語は得意。

経歴 大阪府生。神奈川、アメリカ育ち。

慶応義塾大学大学院法学研究科公法学専攻修士課程修了。

禅宗で出家得度のち還俗。新垣玄龍の弟子に。

禅、瞑想、ヨガなどを世界各地で学ぶ。

ただ、何よりも愚狂庵で行ったボディスキャンに感動。

生まれて初めて真の身体感覚を感じる。

東京認知行動療法アカデミーワークショップなどでMBCTを学ぶ

満月マインドフルネス瞑想会/朗読会/光の手紙

現代の駆け込み寺 愚狂庵 行動する仏教―エンゲイジド・ブッディズム

マインドフルネス認知療法(以下MBCT) 8週間プログラム 指導者育成コース

 

 

 

 

マインドフルネスMBCT8週間プログラム指導者育成コース

Mindfulness word cloud on a white background.

次のような方々が対象です

マインドフルネスの指導者になりたい方

マインドフルネスを深く学びたい方

マインドフルネスで自分の心身を癒したい方

マインドフルネスを今後、社会に普及させたい方

 

 

マインドフルネス心理カウンセリングコースという

8週間のプログラムコを実施しています。

このコースは8週間かかるもので

週1回私と1対1の個人セッションを受けながら

(遠方の方はzoom)で可能です(45分~50分)

原則、月1度のリトリートにも参加します

※諸事情がある方は個別に相談に応じます

こちらではヨーガと瞑想を実践します

リトリートは直接参加です)

マインドフルネスクラス心理カウンセリングコースは

個人コースですので、自分のタイミング

いつでも開始することができます。

ただ、8週間の期間は月1のリトリート参加や

カウンセリング(週1回)ホームワーク(1日約50分)が増えますので

その時間を確保できる時期をお勧めします。

私との個人セッションの内容は

マインドフルネスについてです。

パワーポイントのスライドを使用した

講義形式でマインドフルネス認知行動療法、心理技法も用います

マインドフルネスをホームワークで実践してみての

体験や質問についてもお答えしています。

マインドフルネス認知療法ワークブック

上記のワークブックを中心にプログラムを進めていきます。

※ワークブックは自費で購入してください

 

【セッション内容を紹介】

Mindfulness word cloud on a white background.

第I部 基礎

第1章 ようこそ

第2章 うつ,不幸感,感情的苦痛――なぜ,私たちは巻き込まれるのでしょうか?

第3章 すること,あること,そしてマインドフルネス

第4章 準備をしましょう

※ここまではオリエンテーションでzoomを使い約180分で学びます。

第II部 マインドフルネス認知療法プログラム

ここからが8週間プログラム実践のスタートです

第5章 第1週:自動操縦を超えて

第6章 第2週:別の知る方法

第7章 第3週:現在に戻る――散らばった心をまとめる

第8章 第4週:嫌悪を認めること

第9章 第5週:物事をあるがままに受け入れること

第10章 第6週:思考を思考として観る

第11章 第7週:活動の中の思いやり

第12章 第8週:これからどうする?

 

 

Mindfulness word cloud on a white background.

インストラクターについて

Genryu arakaki/新垣玄龍

元極道の求道者 2013年に極道から堅気になり出家得度。
極道当時に三畳半の厳正独居に二年間入れられ、その期間に瞑想を探究する。
覚醒的体験を経験。
その後に覚醒的体験を探究するべく国内仏教、ミャンマーなどで瞑想修行する。
帰国後、伊勢神宮内宮近くに庵をかまえ
托鉢修行しながら
ゲストハウス愚狂庵、伊勢こども&オジーオバー食堂、マインドフルネスヨガ教室などを設立。
現在はマインドフルネス実践、理論を指導しながら自らも実践している。

経歴 沖縄県出身 元武闘派組織組長 真言宗寺院出家得度 パオ森林僧院で出家得度 初禅終了(還俗)
ボディワークやセラピーなどを学び数々の瞑想法を探究。
東京認知行動療法アカデミーワークショップなどでMBCT受講終了
マインドフルネス特別講義受講終了
マインドフルネスを実践体験から学ぶ受講終了
マインドフルネス認知療法(MBCT)プログラムと受講終了
マインドフルネス・ヨガ受講終了

 

MBCTについて

うつ病の再発予防プログラムとして開発、その中核にあるマインドフルネスは高い注目を集める
マインドフルネス認知療法(Mindfulness-Based Cognitive Therapy, MBCT)は、シーガル博士、ウィリアムズ博士、ディーズデール博士が開発したうつ病の再発予防プログラムです。
当初は認知療法の効果を維持することを目的としたプログラムを開発する予定でした。
しかし開発されたプログラムは認知の転換を中核とするものではなく、マインドフルネスの枠組みに認知療法を組み入れたプログラムとなり、
認知療法の介入プログラムとはかなり異なるものとなりました。

そしてそのうつ病の再発予防効果が実証されたことにより大きな注目を集め、
イギリスでは費用対効果の見込める予防プログラムとしてNICE(国立医療技術評価機構)によって推奨されています。
現在では、うつ病の再発予防を超えて様々な領域での効果が実証され、その応用範囲が拡大しています。

マインドフルネス認知療法(MBCT:Mindfulness-Based CognitiveTherapy)は、当初、うつ病の再発予防のためのプログラムとして、マーク・ウィリアムズ博士たちによって開発されました。
しかし現在では、うつ病の再発予防を超えて様々な領域での効果が実証され、その応用範囲が拡大しています。

例えば、より一般的な効果として、MBCTはポジティブな感情を増す、ネガティブな感情を減らす、人生のゴールの明確化を助ける、恐怖や不安を適応的に調整するという効果が示されています。

またより専門的には、不眠症、社会恐怖症、全般的不安障害、パニック障害、
一次診療での鬱のためのMBCT、および癌患者のためのMBCTが有望なものとして挙げられています。

すなわち応用に関して非常に開かれた、展開可能性に富むプログラムといえます。

ヨーガや禅など東洋の行法から発展したマインドフルネス

MBCTのベースにあるのは、ヨーガや禅の行法を源とするマインドフルネス瞑想です。
マインドフルネスはパーリ語の「サティ」を英訳した言葉です。英語では「注意する」「気をつける」という意味で、漢語では「念」、日本語では「気づき」と訳されます。

マインドフルネス瞑想を精神医療の領域に導入したパイオニアであるカバットジン博士は、マインドフルネスを
「今ここでの経験に、評価や判断を加えることなく、意図的に注意を向けることによってあらわれる気づき」と定義しています。

このマインドフルネスは、現在では様々な心理療法に取り入れられ、世界的に注目を集めています。

マインドフルネス認知療法(以下MBCT)8週間プログラム用いられる瞑想法は大きく分類すると以下の5種類です。

1.呼吸瞑想:呼吸に注意を集中
2.静座瞑想:呼吸から全身、音、感覚、思いや感情に注意を集中
3.ボディースキャン:つま先から頭まで順番に注意を集中
4.ストレッチ瞑想:ストレッチ動作のなかで身体に注意を集中
5.生活瞑想:日常の生活動作に意識を集中(歩行、食事など)

MBCTでは、こうした瞑想を通じてうつ病の再発予防に役立つストレスとの上手なつきあい方を身につけて行きます。
マインドフルネス瞑想は、痛みや苦しみ、不安、悩みなどに振り回されず、今この瞬間瞬間を充実して生きていくことに役立ちます。

 

 

 

期間を8週間とするのは科学的な

エビデンスを大事にしたいと思うからです。

マインドフルネスの8週間プログラム受講者は

高い確率で、ご自身が抱える問題を解決しているのです。

マインドフルネス心理カウンセリングコース 8週間プログラムコース 料金

どうぞ下記の資料も参考にしてみてください。

マインドフルネスの多様性に呼応する指導者養成の課題 -UCLA Training in Mindfulness Facilitation(TMF)の経験を踏まえて1)-
池 埜 聡 *1、内 田 範 子

MBCTについても掲載されています

 

マインドフルネス
なぜ医療現場で有用なのか エビデンスとその効果

伊藤 絵美氏(洗足ストレスコーピング・サポートオフィス所長)
藤澤 大介氏(慶應義塾大学病院 精神・神経科専任講師)

 週刊医学界新聞 > 第3258号 2018年01月29日

 

2017/04/07

最新科学で迫るストレス対処法~ ストレスから心と体をどう守るか

コーピングとマインドフルネス. NHKスペシャル

 

 

 

 

【マインドフルネスの理解を深める】大脳辺縁系のおはなし limbic system

大脳辺縁系の機能・概略

大脳辺縁系(だいのうへんえんけい)は、人間の脳で情動の表出、食欲、性欲、睡眠欲、意欲、などの本能、
喜怒哀楽、情緒、神秘的な感覚、睡眠や夢などをつかさどっており、そして記憶や自律神経活動に関与しています。
  (詳細は、表の下線の部位をクリック)


大脳辺縁系のおはなし大脳辺縁系のおはなし


 

大脳辺縁系 の 主な役割 ( 機能 )

皮質/辺縁系・部位名  役割  役割
皮質 前帯状皮質 血圧、心拍数、報酬予測、意思決定、共感、情動
といった認知機能に関与。
本能や
自律神経、
記憶を司る。(感覚的思考)
大脳辺縁系 帯状回 呼吸器の調節、意思決定、共感、感情による
記憶に関与。
扁桃体 恐怖感、不安、悲しみ、喜び、直観力、痛み、記憶、
価値判断、情動の処理、交感神経に関与。
海馬 目、耳、鼻からの短期的記憶や情報の制御。
恐怖・攻撃・性行動・快楽反応にも関与。
海馬傍回 自然や都市風景など場所の画像のような
地理的な風景の記憶や顔の認識に関与。
 側坐核   快感を司っています。(GABAの産生が最も主要)

 


前帯状皮質

前帯状皮質 ( 血圧・心拍数・情動に関連する部位 )

前帯状皮質(ぜんたいじょうひしつ)は、血圧や心拍数の調節のような多くの自律的機能の他に、報酬予測、意思決定、共感や情動といった認知機能に関わっているとされています。前帯状皮質が持つそれぞれの機能は、実行 (前側部)、評価 (後側部)、認知 (背側部)、情動 (腹側部) の4つの領域に分けられます
前帯状皮質は前頭前皮質と頭頂葉の他、運動系や前頭眼野とも接続して、刺激のトップダウンとボトムアップの処理や他の脳領域への適切な制御の割り当ての中心的役割を担っています。
 大脳辺縁系のおはなし
前帯状皮質の位置
出典画像:Anatomography


帯状回

帯状回 ( 感情形成・呼吸・感情による記憶に関連する部位 )

帯状回(たいじょうかい)は、大脳新皮質の内側面において、脳梁の辺縁を前後方向に位置します。
領域の下端が脳梁溝で、領域の上端が帯状溝で区切られています。
帯状回は大脳辺縁系の各部位を結びつける役割を果たしており、感情の形成と処理、学習と記憶に関わりを持つ部位。また、呼吸器系の調整感情による記憶にも関わりを持つています。
帯状回は視床、大脳皮質の体性感覚皮質領域からの入力を受けています。
また、帯状回の下部は、帯状束という白質繊維の束があり、大脳辺縁系の各領域を結びつける役割を果たしています。帯状束は、矢状方向(体の前後方向)で脳梁に沿いながら、前部帯状回、後部帯状回、海馬傍回を連絡。
        大脳辺縁系のおはなし
帯状回の位置
出典画像:Anatomography
記憶に関わる神経回路はPapez回路と呼ばれ、帯状回が興奮する事で海馬 → 海馬采・脳弓 → 乳頭体(乳頭体視床路を通る)→ 視床前核 → 帯状回 → 海馬傍回 → 海馬体を結ぶ経路で持続的に興奮する事で情動が生まれ記憶に関与する事が知られている。(パペッツ回路)



偏桃体

扁桃体 ( 情動反応に関連する部位 )

扁桃体(へんとうたい)は、神経細胞の集まりで情動反応の処理と短期的記憶において主要な役割を持ち、情動・感情の処理(好悪、快不快を起こす)、直観力、恐怖、記憶形成、痛み、ストレス反応、特に不安や緊張、恐怖反応において重要な役割も担っています。

味覚、嗅覚、内臓感覚、聴覚、視覚、体性感覚など外的な刺激を嗅球や脳幹から直接的に受けています。
また、視床核(視覚、聴覚など)を介して間接的に受け、大脳皮質で処理された情報および海馬からも受け取っている。偏桃体は、側頭連合野(前方部)、眼窩前頭皮質、海馬、帯状回と相互的に結合が密接。

うつ病発症のメカニズムとして、強い不安や恐怖、緊張が長く続くと扁桃体が過剰に働きストレスホルモンが分泌され長く続く事により神経細胞が萎縮して他の脳神経細胞との情報伝達に影響し“うつ病” 症状が発現すると考えられています。
また、記憶固定 (memory consolidation) の調節にも関わっていて、学習した出来事の後に、その出来事の長期記憶が即座に形成されるわけではなく、むしろその出来事に関する情報は、記憶固定と呼ばれる処理によって長期的な貯蔵庫にゆっくりと同化され、半永久的な状態へと変化し、生涯に渡って保たれる。
例えて言うと衝撃的な出来事が起こると、その出来事は海馬を通して大脳に記憶として生涯的に残ります。
また、衝撃的な記憶を反復して思い出す事により扁桃体が過剰に働くことも知られていて記憶の反復により書き換えられているという説もあります。

扁桃体の役割は、海馬からの視覚だったり味覚だったりそういう記憶情報をまとめて、それが快か不快か(好き嫌い)を判断。何かの行動が快不快感情を生んで、その情報を海馬へと送るというように、海馬と扁桃体は常に情報が行き来しています。この行き来に関しては海馬傍回がその中間として働いています。

大脳辺縁系のおはなし 大脳辺縁系のおはなし大脳辺縁系のおはなし
扁桃体の位置
出典画像:Anatomography
神経結合は、扁桃体から視床下部に対しては交感神経系の重要な活性化信号を、視床網様体核に対しては
反射亢進の信号を、三叉神経と顔面神経には恐怖の表情表現の信号を、腹側被蓋野、青斑核と外背側被蓋核にはドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリンの放出の信号を出しています。痛みやストレス状態になると扁桃体が興奮。前頭前野は扁桃体の興奮を鎮めるが、痛みストレスが継続的に起こる場合は、扁桃体が興奮しっぱなしとなると痛みが増幅され血圧上昇、不眠となる。体に触れることにより視床下部で合成され下垂体からオキシトシンを分泌させることにより扁桃体の興奮を鎮静化。

情動(感情)に関連した回路としてヤコブレフ回路が知られている。
扁桃体 → 視床背内側核 → 前頭葉眼窩皮質後方 → 側頭葉前方 → 扁桃体という閉鎖回路をYakovlevの回路または基底・外側回路と言います。

パーキンソン病の運動症状の出現は、Braak仮説によると、抗α-シヌクレイン抗体を用いて高齢者の中枢神経系におけるLewy小体の分布を詳細に検討し、Lewy小体はまず嗅球に出現、迷走神経背側核(延髄)、視床、その後、下部脳幹(橋)、中脳黒質、扁桃体へ上行進展して発現させる。
また、Zaccai博士の報告によると扁桃体に優位にLewy小体が分布しているとの報告もある。


 

海馬

海馬・歯状回 ( 記憶、情動、本能、統合失調症に関連する部位 )

海馬体(かいばたい)は、記憶や空間学習能力に関わる脳の器官で、動脈血量の減少による局所の貧血(虚血)に対して非常に脆弱であること、ストレスに対しても非常に脆弱であるとされ、心理的・肉体的ストレスの負荷により長期間コルチゾールの分泌されると神経細胞の萎縮を引き起こします。心的外傷後ストレス障害(PTSD)、うつ病の患者にはその萎縮が確認され、統合失調症との関連が指摘されています。
また、最近ではストレス負荷が海馬 歯状回における神経新生を阻害することで海馬機能に変化を与え、記憶・学習能力・情動行動制御に関与していること、未来を創造する時に活性化することが示唆されています。海馬の主細胞 (錐体細胞, 顆粒細胞) が周期的に興奮すると、長期増強反応 (LTP) が最も効率よく発生します。 海馬においてシータ波(θ波)は記憶情報の固定に最適の条件を提供します。
海馬にシータ波(θ波)を発現させるのが内側中隔核、対角帯核アセチルコリン神経で、GABA入力によりシータ波(θ波)を発現。
セロトニンやノルアドレナリンはレム(REM)睡眠を抑制します。レム(REM)睡眠を誘発するアセチルコリン神経を活性化した場合はシータ波(θ波)は出現しない。
正常だとアルファー波(α波)が高く、シータ波(θ波)が低い。働きが悪いとアルファー波(α波)が低く、シータ波(θ波)が高いと知られている。また、シータ波(θ波)が高くなると認知症と考えられています。

アルツハイマー病の主原因は、海馬(CA1)の萎縮から発症し、やがて大脳皮質の前頭葉の一部部位の萎縮して、記憶障害、論理的な思考に影響を及ぼします。
萎縮に対しての病因は、神経細胞の変性により起こります。 神経細胞が分泌したアミロイドβ蛋白質が蓄積され神経細胞のシナプスを破壊して(アミロイドβ蛋白質の固まりははシナプスにとって毒性が有る)、その後、神経細胞の中にタウ蛋白質が沈着(神経原線維変化)により神経細胞が変性を行い萎縮が始まり発症すると報告されています。
アミロイドベータ蛋白質の蓄積は、発症前25年前、タウ蛋白質の沈着は15年前、海馬の萎縮は、5年前から始まり発症すると米国ワシントン大学をリーダーとするDIVAN研究チームが示唆しています。

最近、リハビリテーションにより海馬では、新しい神経細胞を生み出す事が可能と解ってきました。
(運動により神経成長因子「VGF」の分泌を促進される遺伝子の働きが活性化する事が判ってきました。
VGFとは、海馬の神経細胞の修復や成長に関与する物質)

アルツハイマー病の現因とされる蛋白質の凝集を抑える食べ物としては、中鎖脂肪酸、ビタミンE、クルタミン(ウコンに多く含まれる)、カテキン(緑茶に含まれる)、ポリフェノール(ワインに含まれる)、オメガ3脂肪酸(青魚に含まれる)があります。

大脳辺縁系のおはなし 大脳辺縁系のおはなし大脳辺縁系のおはなし
   海馬の位置
出典画像:Anatomography
記憶を司る海馬は、目、耳、鼻(日常生活)から記憶のもととなる情報を全て海馬に一度集められ最終的には海馬によって大脳新皮質で永久保存されます。海馬は記憶の定着に重要な役目を果たしています。
海馬を活性化することにより、学習能力アップに繋がります。海馬は、3つの部位からなり、(CA1、CA2、CA3)CA3野の錐体細胞は歯状回からのシナプス入力を受けている部位です。

歯状回、顆粒細胞(Granule Cell)と呼ばれる細胞の層を持ち、その外側は分子層と呼ばれる。顆粒細胞は比較的小型の細胞であり、樹状突起を分子層側に、軸索を海馬のCA3領域の内側に向かって伸張されています。この軸索は苔状繊維とも呼ばれています。

記憶に関わる神経回路はPapez回路と呼ばれています。帯状回が興奮する事で海馬 → 海馬采・脳弓 → 乳頭体(乳頭体視床路を通る)→ 視床前核 → 帯状回 → 海馬傍回 → 海馬体を結ぶ経路で持続的に興奮する事で情動が生まれ記憶に関与する事が知られている。(パペッツ回路)情動・本能などに関与するほか、恐怖・攻撃・性行動・快楽反応にも関与。



脳弓

脳弓・乳頭体 ( 時空間の記憶に関連する部位 )

脳弓(のうきゅう)は、海馬体から出て乳頭体、中隔核に至る神経線維束で、脳梁の下で左右対をなして弓形の形をしていて、脳弓柱、脳弓体、脳弓脚および海馬采に区分されます。

乳頭体(にゅうとうたい)の入力は、海馬・視床下部・中脳から入力が有る。出力は、視床・中脳へ出力される。記憶を司る重要な記憶回路としてPapezとYakovlevが知られています。

Papez回路
海馬 → 脳弓 → 乳頭体 → 乳頭体視床路 → 視床前核 → 帯状回(24野) → 海馬という閉鎖回路を形成。持続的に興奮する事で情動が生まれ記憶に関与する事が知られている。

Yakovlev回路
側頭葉皮質前部(38野) → 扁桃体 → 視床背内側核 → 前頭眼窩皮質 → 鉤状束 → 側頭葉皮質前部という回路を形成。

記憶に関連する他の脳部位として、前脳基底部のマイネルト基底核、ブローカ対角帯、内側中隔核かあり、アセチルコリン神経(ACh)の起始核(産生部位)です。

コルサコフ症候群の責任部位として乳頭体が中心部位とされている。見当識、記銘障害、健忘、作話を主症状とする健忘症候群、記憶の障害、思考障害や時空間秩序の混乱に及ぶ疾患。

  大脳辺縁系のおはなし   大脳辺縁系のおはなし

脳弓・乳頭体・中隔核の位置 
出典画像:Anatomography

 


 

海馬傍回

海馬傍回 ( 風景・場所の画像の認識、記憶に関連する部位 )

海馬傍回(かいばぼうかい)は、海馬の周囲に存在する灰白質の大脳皮質領域。この領域は記憶の符号化及び検索において重要な役割を担っている。この領域の前部は嗅周皮質 (perirhinal cortex) 及び、嗅内皮質 (entorhinal cortex) を含んでいます。
海馬傍皮質(海馬傍回の後部)の下位領域で (顔や物体ではなく) 風景の認知に重要な役割を持ち、この脳領域は自然風景や都市風景などの画像 (場所の画像) 、地理的な風景の刺激を呈示された際に高い活動を示します。
損傷した場合は、風景の中にある個々の物体 (人や家具など) は認識出来るにも関わらず視覚的に風景を認識出来なくなるという症状を起こします。
また、顔に対して特異的に活動する皮質領域で顔認知に重要な役割を持つと考えられています。
(紡錘状回顔領域 (Fusiform face area) と補完しあう関係にあると考えられています)記憶に関わる神経回路はPapez回路と呼ばれています。帯状回が興奮する事で海馬 → 海馬采・脳弓 → 乳頭体(乳頭体視床路を通る)→ 視床前核 → 帯状回 → 海馬傍回 → 海馬体を結ぶ経路で持続的に興奮する事で情動が生まれ記憶に関与する事が知られている。(パペッツ回路)
   大脳辺縁系のおはなし
海馬傍回の位置 
出典画像:Anatomography


側坐核

側坐核 ( ”やる気” 伝達物質GABA産生の部位 )

側坐核(そくざかく)は、約95%は、GABAの産生が最も主要なもので、快感を司っています。
側坐核からは腹側淡蒼球(ventral pallidum)にGABA作動出力。
(セロトニン1B受容体が、側坐核と腹側淡蒼球という “やる気” に関わる2つの領域で活性化)その後、腹側淡蒼球からは視床の背内側核に出力、視床背内側核は大脳新皮質の前頭前野に出力。
腹側被蓋野からのドーパミン入力は側坐核の神経活動を調節すると考えられ、嗜癖性の高い薬物(コカインやアンフェタミンなど)は側坐核においてドーパミンを増加させることで嗜癖作用を有する。
(痛みを和らげる作用もあるとされている、脳内麻薬)また、ドーパミン受容体D3の発現量が多い。他に黒質、脚橋被蓋核(脳幹に位置する神経核、橋)へ出力。
側坐核への主な入力としては、前頭前野、扁桃体、海馬、腹側被蓋野。
側坐核は皮質-線条体-視床-皮質回路の一部としてみなされています。

腹側被蓋野からのドーパミン分泌量を抑制する事により幻覚・妄想を抑制できます。
下垂体からオキシドシンが分泌すると扁桃体では警戒心が緩和され、側坐核では、快感が生まれ愛着の情動が出現すると考えられています。

側坐核の位置図

側坐核の位置図とドーパミン投射部位